桜前線も次第に北上し、春もたけなわとなってまいりました。皆様にはますますご健勝の事と存じます。この度、無事第2回目のチャリティー展を終えることが出来ましたのも、出品者、入札者、ボランティアの方々、そしてギャラリー幹さんの御協力のおかげと存じます。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。
さて、今回の雑感をまとめてみました。総売上は、前回の64%でした。これはチャリティーに対する想いが薄れていることの表れなのか、それとも作品への期待と質が問われているのか、気になるところです。実際「この作家は好きだけど、この作品はどうも…」という声も聞きました。お客様が求めやすい小品をという作家側の配慮が裏目に出たのかもしれないという印象もあります。
今年は東北から5人の作家さんに出品していただき、新たな交流が生まれました。引き続き情報交換などできたらと思っています。御協力ありがとうございました。
入札者の方から「東北支援の気持がこのような形で表せてうれしい、賛同します。」このような声も何度も聞きました。作家としても同じ気持ちです。この同じ想いの良い絆が深まり、定着していくよう願ってやみません。何かと至らない点もあったかと思います。お気づきの点があればお知らせ下さい。今後とも御協力をよろしくお願いいたします。
「倉敷からの風」代表 杉田修一